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がんばれひろしまばす子ちゃん! 第3話

「真っ赤にもーえたー」のまっき


――はい! わたし、ひろしまばす子14さい! ひろしまもみじバスのバスガイドやってます! ここ広島には日本全国から観光のお客様が毎日やってきて今日も大忙し。でもわたしがんばる! 今日はどんなお客様に会えるのかなぁ・・・?――




ふっふーん、今日はお休みなのです。しかし休んでばかりはいられません! ひろしまもみじバスのバスガイドたるもの、広島について勉強せねば。




「というわけで、やってきましたミャージマ。ひゃー、ウツクシマ神社もコウヨウダニ公園も一面真っ赤に染まったもみじが綺麗ですー、感動ですー。”もみじの宝石箱や〜” おお、鹿もいますね。いろんな問題もあるようですが、共存する道をみつけたいです。 ・・・それはさておき、勉強勉強。案内板、案内板っと・・・ふむふむ、ミャージマは大正12年に国の史跡名勝に指定されて、ウツクシマ神社は平成8年に世界文化遺産に登録された、っとメモメモ。」


ぐううう・・・


「・・・おっといけません、勉強したらお腹が空いてしまいました。こんなこともあろうと用意していたこれで・・・」


ガサゴソ・・・


「じゃじゃーん! 携帯用コンロとお鍋その他一式〜♪ せっかくだから、もみじの天ぷらを作りましょう! ふんふんふーん♪」


ジュー・・・パチパチパチ


「さあ、揚がりましたよ。揚げたてがおいしいのです。鹿の糞の臭いがちょっと気になりますが・・・いっただっきまーす・・・って、あれ? あれれれれ?」


クイックイッ・・・


「こらっ、鹿さん! この天ぷらはわたしのだよっ! 袖を引っ張らないで・・・って、わわわっ、あぶない!」


がっしゃーん・・・メラメラメラ


「わあっ! お鍋ひっくり返しちゃった! コウヨウダニ公園がもみじ以上に燃え上がっってます〜、ど〜しましょ〜(汗汗汗)」




――またのご乗車、お待ちしています!――

 


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ひろしまバスまつりのおにゃのこ萌え!

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