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がんばれひろしまばす子ちゃん! 第7話

「きんもーっ☆なのはいけないとおもいますっ!」のまっき


――はい! わたし、ひろしまばす子14さい! ひろしまもみじバスのバスガイドやってます! ここ広島には日本全国から観光のお客様が毎日やってきて今日も大忙し。でもわたしがんばる! 今日はどんなお客様に会えるのかなぁ・・・?――




「・・・やあ、ひろしま萌えキャラ同盟のみなさん。えっ? 海の方に行くのでまた、わたしにガイドをお願いしたいと? ハイ喜んで〜!」


そんなことで、今日のお客様は、ひろしま萌えキャラ同盟のみなさん。2度目ですー、お得意様ですー。しかし、海水浴で何で東京まで行く必要があるんでしょうか? 宮島の包ヶ浦自然公園でいいと思うのですが〜。・・・おっといけません、がんばって観光案内しちゃうんだから!




「・・・さあ東京に着きましたよ・・・ってここは、ビッグサイトじゃないですかー?! 海水浴なんじゃ? そんなこと言ってない、海の方に行くって言っただけ? ・・・ギャガーン! 早とちりしてしまいました〜。せっかく水着持ってきたのに〜(泣)」


わいわいがやがや・・・


「それにしても人が多いですね。・・・へー、今日は夏のコミックマーケットなのですか。うーん、冬以上にまさに地獄絵図ですー。まあ、みなさん楽しんできてくださいね。・・・ってなんですか? わたしにも協力して欲しいんですか? あーれー!」


わいわい がやがや・・・ムシムシ


「ううー、半ば拉致られて館内に連れてこられました・・・。なんですか?同人誌の売り子をやって欲しいと。うーん、しょうがないですね・・・面白そうですし、やってみましょうか! それにしても暑すぎですー、床で目玉焼きが出来ちゃいますよー。よーし、ちょっと待っててくださいね。」


とててて・・・とててて


「じゃっじゃーん! 水着に着替えてきましたー。海水浴かと思って持ってきてたスク水が役に立ちましたー。給料安くて水着買えないから、学生時代のスクール水着を未だに着てますよ・・・ブツブツ。って、あ、ちゃんと更衣室を利用しましたから、心配は及びませんっ! て、ななななに?」


どどどどど・・・


「きゃーっ! 沢山のカメコさんと買い手さんがわたしを取り囲んじゃいました! わたしはレイヤーさんじゃありませんー! 撮らないで下さいーっ!」


ぴとっ、ぴとっ・・・


「あ、んっ、なんだか水着が濡れてきて・・・って、はわっ、みなさんの飛び散る汗が、わたしの身体に纏わりついてますー!!! きんもーっ☆なのはいけませんぱーんちー!!!!!(怒) あ・・・ひろしま萌えキャラ同盟のみなさんも飛んでっちゃった・・・。」




――またのご乗車、お待ちしています!――

 


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